3Dスキャナ

3Dレーザースキャナーとは、計測対象に触れることなく地形や構造物データを取得可能なノンプリズムの計測機器です。

従来の測量機での「単点」での計測・測量と違い、1秒間に数千~数十万点の情報を高速・高精度に取得できるため、対象物を「面」的に計測することが可能です。

取得するデータは、点群データ(X,Y,Z座標、デジタルカメラ画像によるRGBの色の要素と照度)です。

3Dレーザースキャナーの計測・測量によって、構造物の出来形計測や、遺跡や災害、事故現場での記録計測などが効率的かつ効果的に可能となります。

また、データの保存、加工が容易に行え、データを蓄積し情報化できるため、さまざまな対象について維持管理分野のためのデータ取得に活用することができます。

FARO Focus s350

世界最小・最軽量クラスのボディ

高性能な長距離用3Dレーザースキャナー

測定範囲 0.6m~最大350mまで
ハイ・ダイナミック・レンジ(HDR)写真記録2x/3x/5x
測定速度 最大976,000ポイント/秒
範囲誤差 最大±1mm
IP54規格に準拠
オンサイト補正
アクセサリーベイ
角度精度 垂直/水平に対し19秒角
内蔵カラーカメラ 最大解像度165メガピクセル
レーザー レーザークラス1
重量 4.2Kg
マルチセンサ GPS、コンパス、ハイトセンサ、2軸補正センサ
サイズ 230x183x103mm
スキャナーコントロール タッチスクリーン・ディスプレイ、Wi-Fi

 

活用事例

・橋梁の維持、管理

・建物や重要文化財などの現状記録

・災害時の現地調査

・景観シミュレーション